【綾部市/京丹波町】府道51号線 未整備区間

府道51号線（舞鶴和知線）の未整備区間を綾部市側から走ってみました。二つ前の記事の続きです。

綾部市側から京丹波町の仏主（ほどす）まで地図的には府道として指定されていますが完全な山道です。車やバイクでは絶対無理です。

特に綾部市側から京丹波町の境までの間は、急な山道を担ぎ上げる必要がありこれまで走った道の中でもかなり上位に食い込むシンドさでした。途中でまだ地図に載っていない工事中の道に迷い込んでしまい京丹波町に抜けるまでかなりの時間がかかりました。

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府道51号線がいつのまにか府道34号線に変わるところです。右手に近畿自然歩道の標柱がありますので入ります。ここが府道51号線の続きです。
ここまでの道は二つ前の記事を参照してください。


市町境方面と書いてあります。京丹波町との境に向かう道ですね。


完全な山道です。（府道です。）


木が埋め込まれた階段状の急な下りです。この下の川に向かって下っているようです。




眼下に沢が見えてきました。


草が生い茂った細い道を下ります。乗って乗れないことはないと思いますが路面が見えないので怖いですね。




沢が見えてきました。


ここで沢を渡ります。




木の橋があったようですが下流に流されていました。仕方が無いのでシューズを濡らして渡りました。


地図上ではここです。こんな道なのに黄色い都道府県道表示ですね。


沢の反対側に渡りました。




休憩用のベンチがありました。


細い木の橋で沢を渡り、その先の階段を上ります。


近畿自然歩道の案内に従って進みます。




ここから先は沢の縁の細い道をたどって進みます。










階段を上ります。


また休憩用のベンチです。結構短い間隔でベンチがあるなあと思っていたら・・


この先の道はとんでもない道でした。急な山肌を階段で上る必要があります。ここから先に備えてここで休憩しておけという配慮なのでしょうか。


かなりシンドイです。自転車を押し上げたり担いだりして上っていきます。














自転車が邪魔です。（笑）自転車を押していなくても多分ヒイヒイ言っていると思いますが・・




まだまだ急な登りが続きます・・








やっと一段落です。ベンチがあります。もちろん休憩です。


地図ではまだこんなところです。


一旦上りは終わりましたが・・


市町境まではまだ1.6kmもあります。


また階段です。


これで乗れるぞと思ったのも束の間・・


非情にもまた階段です。






もう一度ベンチ休憩です。


地図を確認しても全然進んでいません（泣）


ちょっと乗れるかなと思っても・・


すぐにまた階段です。






もう尾根道かなと思いましたが・・


まだまだ上ります。


もう勘弁してください・・


こんどの階段は長いです。




またベンチ休憩です。多分まだ続くんだろうなあと思っていると・・


案の定です。




ここからは乗れるぞと思っても・・


すぐに階段です。


もう一度ベンチ休憩です。


階段はまだまだ続きます・・


うわー・・上を見上げると心が折れそうです。




長い階段を登りきりました。


地図で確認です。京丹波町との境はもう少し先ですね。


ちょっとだけ乗って・・


また階段を押し上げます。






この辺りで重機の音や人の声が聞こえてきました。


右手の木々の隙間から工事中の道が見えました。


重機も稼働中です。




地図を確認しても工事中の道はもちろん載っていません。これが府道51号線の工事なのか、別の林道や作業道の工事なのかは分かりませんでした。


この辺りで下って工事中の道に出れるのかと思いましたが・・そんなに甘くはありませんでした。
更にキツい階段が続きます。工事中の道からはどんどん離れていきます。


どこまで続くんでしょうか・・




登りが終わりました。今度こそ本当に終わりでしょうか・・


ベンチ休憩です。


やっと階段の登りは終わったようです。穏やかな道が続きます。




ベンチと近畿自然歩道の標柱です。


ここで行き先の方向と表示が変わりました。ここが京丹波町との境ですね。でもバス停まで4.8kmって・・
バカでした。市町境までくればもう終わりだと思っていましたがこれから先が長いですね。


地図で確認です。ここからは下りになるはずです。


下っていきます。


ちょっと乗ったまま下るのはキツいですね。






上級者の方なら楽勝かも知れませんが、こんな道は谷側に滑り落ちそうで怖いです。




別の道が見えてきました。


広い道です。この苦行も終わりでしょうか・・


左に進む道はこんな感じです。


車も通れそうな道が続いています。


右の道はこんな感じです。


こちらも道幅は同じくらいですね。こちらは近畿自然歩道の続きのようです。


地図で確認です。ここで道が分かれていますね。黄色い府道51号線は右の道のようです。


とりあえず府道51号線の続きだと思われる右の道に進みました。


このまま下っていくのかと思いましたが・・


また上りはじめました。






ここで道が分かれます。ちょっと画像が暗くなりましたが左にぐるっと曲がる道と正面奥の道です。


左にぐるっと曲がる道はこんな感じでまた細い山道になるようです。（帰ってから分かったのですがこの道が府道51号線の続きでした。そんなこととは知らずに間違った選択をしてしまいました。）


正面奥の道は広い道です。先に進むと工事用の作業小屋がありました。




作業小屋の左奥に道が続いています。


その先を見上げるとぐるっと山肌を巻きながらかなり上まで上るようです。キツそうですね。


この辺りからの景色です。かなり高いところにいますね。


作業小屋の右側にも道があります。こちらは下っています。楽そうですのでこちらに進むことにしました。


削りたての広い道です。


どんどん下ります。これなら楽勝だなと思っていましたが・・


念のために地図を確認するとまったく見当違いの方向に進んでいます。
地図には載っていない道です。これはダメですね。危ないところでした。時刻はもう夕方４時を回っています。抜けれるかどうかも分からないこんな道を進むのは危険です。


急いで作業小屋のところまで戻ってきました。今度は作業小屋の奥の道に進んでみます。


こちらは上りです。なんだか違うような気がします。


もう一度地図で確認です。この道も見当違いの方向ですね。地図に載っていません。


完全に迷いました。工事中の道に入ったのが敗因ですね。
マズいです。最悪の場合、山の中で日が暮れてしまいそうです。
もう府道51号線をたどることにこだわっている場合ではありません。

とりあえず近畿自然歩道と分かれたところまで急いで戻りました。


この道なら安心です。仏主バス停方面とはっきりと書いてあります。


府道51号線の続きではありませんがこの道で山を下ります。


こちらを選んで正解でした。どんどん下っています。


道も広く快適です。この感じなら日が暮れる前に山の中を脱出出来そうです。






どんどん下ります。












車止めチェーンがありました。


チェーンを越えて振り返ってみました。


一般車通行禁止との看板がありました。造林作業道とのことですが近畿自然歩道の一部ですので自転車は多分問題ないはずです。


どんどん下ります。路面も悪くありません。


左手は川です。砂防ダムもあります。




小さな橋を渡ります。


京丹波町側の府道51号線に繋がりました。もう安心ですね。


仏主バス停までもあとわずかです。


この辺りで夕方５時です。なんとか日没には間に合いました。








右手に作業道ですが無視です。




もうかなり下ってきました。




やっと舗装が始まりました。


集落も見えてきました。ホッとしますね。


広い道に合流しました。


地図ではこの辺りです。


出てきた道を振り返ってみました。この先車通り抜けできませんとの看板がありました。


合流した道の左はこんな感じです。


長老ヶ岳への道ですね。近畿自然歩道はこちら側に続きます。


ちょっと進んでみました。気になりますがもう日没が近いので今日は無理ですね。


長老ヶ岳への道は諦めて、府道51号線を右に進みます。


もう集落の中の普通の道です。日が暮れても安心ですね。


地蔵堂と山の神と書かれた不思議な石柱がありました。


もう少し先には肱折地蔵です。


川沿いを進みます。


右手に脇道です。


林道 役谷線でした。入ってみたい気持ちをぐっと押さえて今日はパスです。（後日走りました。記事はこちら。）


地図ではこの分岐です。


先に進みます。


和知山の家です。


この辺りの観光案内図です。




堂屋敷跡と書かれた看板がありました。


川向こうにはウッディパルわちのキャンプ場です。




下粟野（しもあわの）の辺りです。もうここから先は記事にする必要がありませんね。


なんとか未整備区間を抜けることは出来ましたが今回はかなりキツかったです。
結局この区間を抜けるのに４時間近くもかかってしまいました・・日没までに山を出るという制限がなければ造成中だった道ももう少し探索してみたかったですね。また機会を見て再訪してみます。