【紀の川市/かつらぎ町】県道120号（麻生津峠）

今度は和歌山県。昨年の秋から初冬にかけて走った場所をいくつか記事にしていきます。
ニュータウンや北摂の記事を書いていたのでなかなかご紹介出来ませんでした。

まずは紀の川市の県道120号（上鞆淵那賀線、かみともぶちながせん）の途中、地図上は軽車道として描かれている区間です。途中ちょっとだけかつらぎ町に入って麻生津峠（おうづとうげ）を越えます。激坂で有名なヒルクライムコースですので地元の方はよくご存知だと思います。

この記事は次の記事への前フリです。本来の目的地は廃墟マニアの方などには有名なある場所ですが先に峠越えの県道区間をご紹介します。県道4号（高野口野上線、こうやぐちのかみせん）の御所（ごせ）の辺りからのスタートです。

峠付近は麻生津街道と呼ばれる高野参詣道の一部のようです。

※勾配的には反対側からのほうがキツイです。少し前までは峠西側がかなりの狭路だったようですが拡幅工事が行われて綺麗になっています。



※訪問日は昨年9月の終わりです。

---

国道480号から県道4号（高野口野上線、こうやぐちのかみせん）で御所（ごせ）の集落に入ったところです。伊都郡かつらぎ町です。この道は普通の上りです。
奈良県に同じ読みの御所市（ごせし）がありますが全く関係ないと思います。


御所はぶどうの産地です。
あちこちにぶどう農園や直売所があります。


地区の案内マップです。農家さんのイラストも描かれています。（クリックで拡大）


目的の麻生津峠（おうづとうげ）は案内図の左側。
カメラのイラストに撮影アングルと書いてあるのはどんな意味でしょうか。


この先でセンターラインがなくなって道が狭くなります。


左手は地区の公民館です。観光休憩所とも書いてありました。


次第に勾配が強くなってきました。




一旦落ち着いて・・


ここから本格的な上りです。


軽くうねりながら上っていきます。


狭いですが普通の道です。


紀の川市方面に進んでいます。




開けました。


あたり一面、ぶどう畑です。


ちょっとボケました。神路原神社（こうろばらじんじゃ）への案内です。
この神社は別記事に出てきます。


少し勾配が落ち着いてきました。




この先で神路原神社への分岐があります。今回の目的の県道120号です。




紀の川市に入りました。ミニ峠的な場所です。


ここで上りが終わって下りに変わります。


振り返ってみました。


目的の県道は右手のこの細い道です。


県道120号（上鞆淵那賀線、かみともぶちながせん）です。こちら側が起点だと思います。


4t車通行不能の注意看板です。


地図では赤矢印方向の軽車道です。どんな道なんでしょうか。楽しみです。
ここから峠まではそれほど距離はありません。途中ちょっとだけかつらぎ町に入ります。


前置きが長くなりました。ここからが本題です。


左手、県道4号が下っていく方面の景色です。


この辺りは上鞆渕（かみともぶち）という地区です。


いきなりひっそり区間です。


勾配も強めです。






道が分かれていました。


左は神路原神社方面です。


こんな道です。面白そうでしたが走っていません。


地図ではこの分岐点です。


県道の続きは右です。


とても県道には見えません。




まるでどこかの舗装林道です。




左手戻る方向に道がありました。


こんな道です。


地図ではここ。短そうでしたのでパスしました。
ひょっとしたら今城山城跡と書かれた場所まで行けるかも。


車では走りたくない道です。離合できるような場所はほとんどありません。




自転車でも車が来たら気を使うような道幅です。交通量はほぼゼロですが。






上るだけかと思ったらちょっと下りもあります。




そろそろ抜けます。


ここが麻生津峠（おうづとうげ）です。


地図ではここ。


この麻生津峠ですがてっきり「あそうづ」だと思い込んでいました。
この記事を書くために調べて初めて「おうづ」だと知りました。微妙な難読地名です。

訪問時はこの先の県道で拡幅工事が行われていました。※訪問日は昨年9月の終わり。


峠ちょっと手前で分かれる道、右手です。こちらは走っていません。


峠から左手戻る方向の道です。なにこれ！
ここが本来の目的の道なのですがとんでもない勾配です。


うわぁ・・e-MTBなので多分登れますが普通の自転車だったらきっと戦意喪失するはず。
原付では登れないかも。この道は次の記事で。楽しみです。


峠にあった小さな祠です。


こんなお堂もありました。


弘法大師作 十二面観世音茶湯所と書いてあります。


中を覗いてみました。扉は施錠されています。


昔は峠の茶屋があったようです。

---

本来の目的の道を早く上ってみたいところですが県道の軽車道区間が終わるところまでは走ってみます。ここからは下りです。かなり急。


右に回っていきます。


紀ノ川平野がよく見えます。




この辺りが拡幅工事区間のようです。


元はもっと狭かったはず。


工事はもう完全に終わっているはずです。※訪問日は昨年9月の終わりです。


この辺りは拡幅済みの区間ですね。




市街地を見下ろしながら下っていきます。


下りですので快適ですが反対側からの上りだとキツイはず。


左手の景色です。


右手に上っていく道がありましたが未確認です。


この先はもう普通の１車線道路表記です。県道はここまでにして峠まで戻ります。


下っている時には見落としていた祠です。


大師の井戸との案内がありました。


次の記事では峠から分かれていた超激坂を上ります。