【猪名川町】一庫ダム（その５）龍化隧道と圓山隧道

北摂再発見。一庫ダム（ひとくらだむ）、龍化渓流地区で続けていきます。

今回は自転車関係ありません。国道173号線の旧道にあった２つの隧道です。

ダム水位の低い時にしか入れない場所です。
いろんな方が記事にしていますので有名な場所ですが私は初めての訪問です。



※訪問日は今年１月の下旬、寒い時期です。

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１つ前の記事の最後の場所です。
画像左奥には漁業組合がやっている川の案内所がありました。


この記事では川沿いのこの道に入ります。


車は入れません。


こんな注意がありました。自転車・単車の進入は禁止です。
なぜこの一帯、漁業組合がこんなに力を持っているのでしょうか。

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現在地は画像上の赤矢印のところです。これから川の右岸、町道の１段下の道を進みます。
ここからは歩いていきます。


左手に下に降りる階段がありましたがここはパス。


今は手すりのある遊歩道的な感じですがここが昔の国道173号線だったのでしょうか。
それとも１段上の現在の町道が国道だったのでしょうか。この辺りはよく分かりません。


左手の川の流れです。水量の多い時はいい感じだと思います。


国道の下をくぐって進んでいきます。


右手の川の中にこんな構造物がありました。道？






今は切断されていますが手すりが付いていたのでしょうか。


変な構造物はここで終わりです。対岸の遊歩道的なものだったのでしょうか。


右上です。町道からの階段があります。ここからも入ってこれます。






龍化吊橋が見えてきました。


真下から見上げてみました。画像が暗くてよく分かりませんが床面が傷んでいるでしょうか。


右手です。また町道からの階段がありました。どこからでも入れますね。


見えてきました！


龍化隧道です。


この辺りは完全に車道幅です。やはりここが昔の国道ですね。
１段上の町道は後からできたようです。


ここからも上り下りできます。


左手の川です。いい感じですね。


昔はここを阪急バスも通っていたとか。
水位の高い時には水没するのですが今日はカラカラです。


素掘りです。ほぼ当時のままなのでしょうか。


調べてみると植村治郎兵衛（うえむらじろべえ）さんという方が個人で私財を投じて掘ったものとか。


抜けました。
奥に行けないようにするためなのかワイヤー的なものがありましたが歩きですので越えてみました。
※本当はダメかも知れません。自己責任でお願いします。


ここから先の舗装面はもう流されてしまっているようです。


振り返ってみました。「期待していたほどじゃ無かったな」というのが正直な感想です。
乾きすぎていたからかも。濡れているとちょっと雰囲気が違うでしょうね。
あれ？向こう側右手に人影のようなものが・・誰もいなかったのですが・・
拡大すると怖いので見なかったことにします。


この先は草ボウボウです。


遊歩道の柵はまだ続いています。


この辺り濡れる覚悟があれば対岸に渡れそうです。


冬なので景色が茶色いです。※訪問日は今年１月下旬。


赤い丸山大橋が見えてきました。この辺りはもし自転車連れてきていれば十分乗れます。


水が無いので河原も広くなっています。


ちょっと崩れていました。


ここにあった注意です。


オフロードバイクやジムニーとかなら河原で遊べそうですがそんなことやっちゃダメ。




町道からの階段です。


川面からの高さはちょっとあります。


丸山大橋の真下です。


対岸は現在の龍化トンネルです。






対岸上に見えていた建物です。


今ここにいます。
見えているのは閉鎖されたチェリーゴルフ一庫コースのクラブハウスではないでしょうか。


広い河原です。


遊歩道的な道は右に続いています。


ちょっと河原を歩いてみます。
※柵を越えましたのでグレーゾーンです。自己責任でお願いします。
土は湿っています。足がめり込む感じ。


道が上下に分かれているように見えます。


見えてきました！


圓山（円山）隧道です。やはり今歩いてきた河原が国道だったのですね。


中には水が溜まっていました。


長靴があれば渡れそうですが・・深くなっている場所もあるかも。


奥を覗いてみました。これ以上水位が下がってもここに溜まっている水は抜けないかも。


抜けた先はどうなっているんでしょう。


地図だとこんな感じ。水位が高い時には小島になる場所です。


1892-1910年の今昔マップです。

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ちょっと戻ります。


道が上下に分かれているように見える場所まで戻ってきました。
下の道の奥が円山隧道です。右に登っている道なら隧道を越えられそうです。


明らかに車道ですね。


円山隧道の真上です。


水位が高いと、この部分が島になるはず。


ちょうど円山隧道の上が窪んでいます。


国道が見えています。ほとんど高架なんですね。


円山隧道の反対側が見えました。


泥で埋まっているように見えます。


円山隧道をもし抜けたとしてもこんな場所でした。
這い上がってくるのは難しそうです。


対岸です。その３の記事で降りた道が見えています。




もう少し進んでみます。崩壊していますが徒歩ですので何とか越えられそう。


元は車道ですね。昔の国道は円山隧道を抜けていたはずですのでこの道ではありません。
この道は円山隧道を封鎖している間、現在の国道ができるまでの間の仮設の道だったのではないでしょうか。
素人考えなので間違っているかも知れませんが・・


湖面からの高さはかなりあります。垂直に切り立っています。
ちょっと怖いです。


舗装もされていたようです。


おお・・抜けられるかも・・
この高架は国道ではなく町道のものです。


右手の斜面を無理やり這い上がりました。


新圓山トンネルの脇です。
ロープが張ってありますので入っちゃダメな場所のようです。


国道左手です。少し先に町道の入口があります。


地図ではここ。

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ロープを越えようと思えば国道に出れますが来た道を戻ります。何か別の発見があるかも。


国道からのゴミでしょうか。


戻っていきます。円山隧道が左手奥に見えています。


この斜面を降りるのは無理。


円山隧道の真上のところです。ここからなら降りられるかも。










なんとか反対側に辿り着きました。


覗いてみました。


泥は深いかもしれません。


向こう側です。


扁額の部分は削り取られていました。（今は別の場所にあります）

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少し戻ってきました。遊歩道の中を登ってみます。


階段になりました。歩きで良かった・・


これは何でしょうか。ダムのあちこちにありますので水位を測るためのものでしょうか。
赤エリアに達すると危険とか。




町道に出てきました。


出てきた場所です。
「遊歩道水没期間通行禁止」と書いてあります。
水没していない時は入ってもいい場所ですね。


町道左手です。


町道右手です。


ここから何故か一方通行です。


地図ではここ。

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龍化隧道よりも円山隧道のほうがレア感が強いですね。
水位が高い時の写真も撮ろうと思っていたのですが他の方のサイトやブログを参考にしてください。

この記事の訪問日は今年１月の下旬です。
水資源機構のサイトで水位の変化を確認することができます。

一庫ダムの主な年間貯水位曲線 (PDF)

これを見ると今年は３月頃が一番水位が低かったようです。やはり雨量の多い月は水位が上がりますね。

リアルタイムで水位を確認できるサイトもあります。

リアルタイムデータ（関西支社のページ）（最新データ自動更新）

もし狙っていくなら事前に確認してみてもいいかも。

圓山隧道付近の旧国道173号線に関してはいつもコメントをいただくゲバゲバさんのブログ記事が詳しいです。

兵庫県の一庫ダム　追加⑤　圓山隧道・前編
兵庫県の一庫ダム　追加⑥　圓山隧道・後編