【茨木市/亀岡市】茨木台ニュータウン その１（見立北区）

北摂再発見。ニュータウン探訪編、３本目。

今度は茨木台ニュータウン。再訪です。北摂のニュータウンの話では必ず出てくる場所です。

名前こそ茨木ですが住所は亀岡市。限界ニュータウンとか北摂のマチュピチュとか揶揄されてメディアにも何度か取り上げられていますので有名な場所です。私も初期の頃のブログ記事では面白がって書いていましたがよく考えると限界ニュータウンという言葉、あまり良くないですね。

業者の売り文句に多少の誇大表現はあったかとは思いますが、いわゆる原野商法的に騙されたわけでもなく、自然豊かな郊外での一戸建て生活に夢を持ってこの場所を選んだはずです。自己責任と言ってしまえばそれまでですが当時はイケイケで「買わないと損」的な時代の空気感があったのではと思います。開発業者はバブル崩壊後のかなり早い時期に倒産しています。何十年か後にどうなるかなんて予想できるはずがありません。

住宅購入に限らず人生なんてそんなもの。結果としてこうなったということです。

よく考えると「高齢化、交通が不便、買い物が不便、医療機関がない」などの問題は、ニュータウンのまわりの古くからある集落も同じですよね。それを当たり前のこととしてこれまで代々生活されてきたはずです。

「こんなブログをやっている奴がいまさら何を言ってるの？」という感じかも知れませんが、今回あちこちのニュータウンを回って感じたことです。

元はといえば市街化調整区域に指定されていて茨木市側の開発が一切できなかったからのようですが、ダムや新名神であちこちの山を削りまくっているんですからもう調整区域を解除して道などの開発ができるようにすればいいのにとも思います。

余談です。私も祖父が不動産屋さんに乗せられて購入した分譲地を３箇所ほど相続して所有しています。（関西ではない田舎）売るに売れず今は草ボウボウで放置状態です。少額ですが固定資産税を払っていますのでマイナスですね。タダでもいいから誰か引き取って欲しいです。
都市圏に近いニュータウンですらこの状態ですので田舎の分譲地なんてどうしようもないですね。

前書きが長くなってしまいました。初回の記事は2013年ですのでもう10年近く前です。
久しぶりの訪問ですが少し様子が変わっていました。

外周を回るだけでなくエリア内の道路をくまなく探索しました。
長くなりますので記事を２本に分けてご紹介していきます。

お断り：記事中のコメントなどはあくまでも個人の主観によるものです。

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茨木市側から入ります。ニュータウン入口の少し手前からスタート。
府道109号（余野車作線/よのくるまつくりせん）を北上しています。


阪急バスの稲葉庄バス停の辺りです。


地図ではこの辺り。


右手にあった小さな神社です。稲荷神社だと思います。


ゆるく上っていきます。




府道の左手、山側に道が見えています。ブログ初期のこの記事で走った道です。
夢咲茶屋という古民家カフェがあります。


この辺りにはいろいろと史跡があります。




銭原（ぜにはら）の集落が見えてきました。


ようこそ見山の郷へ


電波塔がありましたので写真撮っておきます。NTTドコモの茨木銭原（大阪）です。


銭原は古くからの集落です。


阪急バスの銭原クラブ前バス停です。
前の画像の右手の建物が地区の集会所、銭原クラブです。




一旦民家が途切れます。


右手に分かれる細い道があります。


奥には銭原願証寺跡の五輪塔という史跡があります。
ブログ初期のこの記事で訪問しました。


もう少し府道を上っていきます。




雰囲気がちょっと変わります。


左手では銭原青空市場という朝一が日曜日だけ開かれています。
写していませんがそれなりの人で賑わっています。
画像奥の道を上っていくと夢咲茶屋という古民家カフェがあります。


右手に立っていた茨木市に何本かある自然歩道の案内板です。（クリックで拡大）
掠れていてほとんど読めません。


周辺の案内図です。（クリックで拡大）これも読みづらいです。


阪急バスの銭原バス停です。
小さく茨木市立青少年野外活動センター前とも書いてあります。


このバス停がこれから訪問する茨木台ニュータウンへの最寄りバス停になりますので時刻表など写しておきます。


路線図です。（クリックで拡大）


時刻表です。スカスカですね。


最新の時刻表は阪急バスのサイトで調べてください。
通勤にはとても使えない時刻表です。（特に帰り）

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前置きが長くなりました。目的の茨木台ニュータウンへの入口は右手、朝市の対面です。


青少年野外活動センターへの案内があります。ここから約1kmです。
茨木台ニュータウンへの案内はどこにもありません。


地図ではここ。この道は市道 野外活動センター前線です。


最初は広い道です。
ここから先はこのバス停で降りて歩くつもりで読み進めてください。


右手にあった卵かけご飯のお店です。昔はなかったと思います。


上っていきます。


左手は北大阪ヤングファイターズという少年野球の専用練習場です。




まだまだ普通の道です。




左手です。


山裾に面白そうな道が見えています。この道は走ったことがありません。


右手にも面白そうな道がありました。多分どこかに抜けられると思いますが未確認です。


先に進みます。しばらく何もありません。








右斜めに下っていく道がありました。


水道関係の施設に降りるだけの道のようです。


右正面は青少年野外活動センターと書かれた斜面です。
この斜面は見立ダムという小さなダムの堤体です。




脇がちょっとだけ開いた車止めがあります。市道 野外活動センター前線はここまで。


この先は野外活動センターの敷地内です。
ここを通らないと茨木台ニュータウンには行けません。


車一台分の幅しかありません。




右手フェンスの奥は見立ダムのダム湖ですがよく見えません。


見立ダムという銘板がフェンス内の草に隠れていました。


あ、馬が歩いています。外乗の帰りでしょうか。


正面奥は青少年野外活動センターです。利用者しか入れません。


茨木台ニュータウンへの入口はここ。右手です。
両脇には大きな車が進入できないようにするためのコンクリートブロックが置いてあります。


亀岡市見立との案内があります。申し訳程度に（茨木台）とも書いてあります。


細い道になりました。もう市道ではありません。
ここまではバス停から1kmほどですが目的の茨木台ニュータウンはまだまだ先です。
左上に見えているガードレールは野外活動センターの敷地内です。中に入るには受付が必要です。


結構急です。




右手に見えているのが見立ダムです。このダムも野外活動センターの敷地内だと思います。


上っていきます。


結構急です。


右手にこんな場所がありましたが封鎖されていました。


街灯などはありません。夜にトボトボと歩くことも想像してみてください。
ちなみにJR茨木駅から最寄りの銭原バス停の最終は21:14です。そこからこの道を歩くなんて・・


かなり急です。ここを上りきると茨木台ニュータウンです。


左手にこんな道がありました。


地図ではここ。ギリギリ茨木市のところです。
道がついていますが茨木台ニュータウンとは関係ないと思います。後でちょっと確認します。


茨木台ニュータウンに到着です。この先は亀岡市です。
最寄りの銭原バス停からは坂道ですので小一時間はかかるのではないでしょうか。


ここから先のエリア内の道路は茨木台ニュータウン自治会の私道です。


こんなことが書いてあります。


前回訪問時には気づかなかったのですがニュータウンに入る手前右手に道っぽいものがありました。


地図では赤矢印方向の軽車道だと思います。
奥は未確認ですがこの道を歩く人はほとんどいないのではないでしょうか。
調べてみると茨木市の市道 銭原６号線でした。ここをちゃんと整備すればいくつかの問題は解決するのでしょうが亀岡市側の住人のためだけに茨木市がお金を出すのも変な話。


ニュータウン内に入ってすぐ左手の道です。


正面です。


ここにはコンビニエンスストアー高田屋がありますがかなり前から営業していません。
自販機だけは生きています。昔はヤマザキパンの看板が付いていたのですが今はもう外されています。


入って右手の道です。


道路や水道に関する掲示です。すべて自治会の自主管理、入居時に分担金や協力金が必要です。
月額の水道料金などは分かりません。

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まずは左手（北方向）の道に進んでみます。上りです。
ここから上の区画は見立北区と呼ばれるエリアです。


右手、横方向の道です。後で中も走ってみる予定です。


上っていきます。この見立北区は斜面に造成されていますので坂がきついです。




奥で右に回っていきますが・・


左手、駐車車両の奥が気になります。道ですね。


車道に見えないこともありません。


地図ではここ。茨木市側の道路です。ここは後で確認します。


右に回ってニュータウン内を進みます。


左、左、と回って外周を進みます。


空き区画も目立ちます。分譲はされたが建物を建てずに放置されているところかも知れません。
各区画が段々になって斜面上に造成されているのがよく分かります。


かなり急です。
以前の訪問時（2013年）のことはよく憶えていないのですが新しい感じの住宅も目立ちます。
最近になって入居した方々かも知れません。


どんどん上っていきます。車なら問題ないですが自転車や徒歩だとしんどいです。




突き当たりです。


左手角にあった何かの会社です。元は民家だったような門柱が立っています。


右に曲がって外周を進みます。


この先通り抜けできません、との注意看板が立っていました。


地図ではここ。確かに行き止まりのようです。


奥まで行ってみます。ちょっと荒れた感じ。




ここは車屋さんでしょうか。


お店の名前です。


作業中の車も何台か停まっています。
左上に見えているのは配水池です。これも自治会管理なのでしょうか。


奥までぎっしりと車が詰まっています。脇の民家はもう住んでおられないようです。
車屋さんが勝手に奥の道路を占有使用している感じ。（違っていたらごめんなさい）


進みにくいのでここまでにします。

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戻ります。ここからエリア内の横の道も走りながら適当に下っていきます。










更地の売物件は少ないです。










適当に進んでいまこの辺り。










ポストがありました。


コンビニエンスストアー高田屋のところまで戻ってきました。


長くなりますので記事を分けます。続きは次の記事で。