和歌山市2本目。
県道65号(岬加太港線/みさきかだこうせん)の
大川トンネルの旧道です。
旧道といってもまだ県道指定されたままです。一般車両は通行できませんが歩行者や自転車は通行可能です。
大川峠を越えてトンネルをバイパスします。
途中に
しおさいという
廃ドライブインと併設されていた
大川遊園の跡地があります。
大川遊園跡地から海岸線まで降りることができました。

赤いラインがこの記事の区間です。
1つ前の記事の
大川漁港から
県道65号に戻ってきました。

県道に出る手前にあった
大川八幡神社です。

しばらく海岸沿いの県道を走ります。

こんな警告看板が立っていました。
これは旧道がまだ一般車通行可能だった頃の警告ではないでしょうか。

この先で道が分かれます。

道なりに進むと
大川トンネルです。右に分かれる
大川峠への道が
県道65号の旧道です。
自転車通行可と書いてあります。

車が入れないように赤コーンで封鎖されています。
コーンの向こう側に停まっている車は
警察車両だと思います。出入りを監視しているのでしょうか。

旧道に入りました。海岸沿いです。

すぐにゲートがあります。

許可車以外の車両は入れません。自転車や歩行者は通行できます。
「自転車及び歩行者専用」の標識は立っていませんので自転車歩行者専用道路という訳では無いようです。
通行止めの理由には「路面の傷み及びガードレールの損壊等により交通に危険があるため」と書いてありますが実際は
走り屋対策のようです。

標識の下にあった地図です。グネグネとした旧道区間が通行禁止です。

ゲートの場所はここ。

路面には自転車レーンが描かれていますが一方通行という訳ではありません。


右手です。

海岸線から離れて上っていきます。

勾配は少し強め。路面は綺麗です。
元はセンターラインのある対面通行だったようです。青いレーンは後から引かれたものです。


勾配が緩みました。

今はほぼ平坦です。



まだ
県道65号に指定されたままです。

今はゆるい上りです。



この先で下りに変わります。
右手に何かあります。
大川遊園/
潮騒と書いてあります。
瀬戸内海国立公園 加太・友ヶ島地区の案内です。
もう掠れて薄汚れています。
大川遊園とは特に関係ないようです。

地図ではここ。庭園路が描かれています。入っていいのでしょうか・・

特に車止めなどはありません。廃原付が放置されていました。

右手がドライブインの廃墟です。

いくつか建物があったようです。
しおさいと書いてあるのでしょうか。

奥へ進みます。
ここで写真を撮っていると奥から釣り人と思われるバイクが数台出てきました。バイクは通行できないはずですがどこから入ってきたのでしょうか。

この奥が
大川遊園のようです。ウェルカムゲートだったと思われるものです。
無料休憩所、大阪湾一望、展望台、絶景第一、わらび狩、○○釣などの文字が読み取れます。

舗装はされていません。



料金所と書かれた建物です。

ここに売店とか休憩所とかがあったのでしょうか。

ここは駐車スペースでしょうか。

左奥です。

右手です。まずはこちらに進んでみます。


奥は道に見えません。

地図ではこの辺り。

衛星写真でも建物のようなものは見えません。

駐車スペースまで戻って今度は左奥へ進みます。

車道ではなさそうです。下っています。




ベンチがありました。この道は海岸までの遊歩道だったのかも。

この辺りにいます。海岸まで行けるでしょうか。



階段状の道になりました。



乗れるところは乗って下っていきます。


ここはちょっと無理。押していきます。

結構急な下りです。

画像では分からないと思いますが別の道に合流した感じ。

地図の軽車道に合流したようです。

左手です。車道にはとても見えません。

右が海岸方向ですのでこちらに進んでみます。
波音が聞こえます。

ゴミが散乱していて汚いです。

切り通しのようなところを抜けていきます。

海岸線に出てきました。

左です。

正面です。
淡路島がこんなに近くに・・と思ったのですがこれは
地ノ島と
友ヶ島です。
遠くに霞んでいるのが
淡路島だと思います。

右手です。

少し進んでみます。

右手の岩肌です。

これ以上進むのはちょっと無理。

青矢印の道までは行けません。どこかにこの道の入口があったのでしょうか。見落としたようです。

今度は左に少し進んでみます。

砂浜ではありません。

キャンパーとか釣り人がいそうな場所ですが誰もいません。
ちょっと漂流物などで汚いですが海岸線独り占め状態です。

右手は
地ノ島と
友ヶ島です。

この辺りにいます。まだまだ歩けますがこの辺りでやめておきます。

赤矢印の破線道の入口を探します。

ここが怪しいですが草に埋もれていました。

来た道を少し戻ってきました。


この辺りから地図では軽車道表記ですがとても車道には見えません。

上っていきます。



とても乗れません。
こんな道だと分かっていたら自転車は置いてくれば良かった・・
結構急な上りです。


どんどん上っていきます。



ただの歩きならどうということのない道ですが自転車を押し上げていくのはかなりキツイです。



勾配が落ち着いてきました。

左にぐるっと回ります。


建物が見えてきました。もうすぐ終わりです。

車道っぽい道に出てきました。

左です。

右です。

地図ではここ。

料金所と書いてあった建物のところまで戻ってきました。

ウェルカムゲートの裏側です。またのお越しを・・

県道の旧道まで戻ってきました。

旧道の続きを走ります。

ほぼ平坦。快適です。



右手は海ですがスカッと開けるところはありません。



右手です。

ゆるく上っていきます。


この先で下りに変わります。

この辺りが(県道としての)
大川峠だと思います。
峠付近の左右に枝道が描かれていますが分かりませんでした。旧道の旧道かも。

下っていきます。




快適です。

グネグネと下っていきます。


カーブが多いですが車が来ないので安心です。

グネグネと下ります。


そろそろ終わりです。

反対側のゲートです。

車両通行止はここまでです。

抜けて振り返ってみました。
大川トンネルのすぐ脇です。

地図ではここ。トンネルをバイパスすることができました。
大川トンネルは長さが約1kmですが旧道区間は約2.7kmありました。勾配はゆるめですので自転車なら迷わず旧道ですね。
大川トンネルが開通したのは1993年ですが旧道が一般車通行止になったのは2006年のようです。それまでは
走り屋さんが集まる聖地的な場所だったようです。
舗装が再整備されて青いレーンが引かれたのは昨年とのこと。
この
大川峠には他いろいろと
怪しい話があるようですので興味のある方は検索してみてください。
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