【南あわじ市】JB本四高速 中条無線中継所

淡路島祭り第３弾（南あわじ市編）、2本目。

１つ前の記事の初尾川ダムの右岸道路の途中に道中ずっと見えていた電波塔への登り口がありました。
洲本市側からもよく見えていた電波塔です。

JB本四高速（旧・本四公団）の中条無線中継所（ちゅうじょうむせんちゅうけいしょ）です。

電波塔までの道は地図では軽車道、距離も短いので楽勝かと思ったのですが・・
とんでもないところでした。

---

１つ前の記事の最後の場所、初尾川ダムの右岸道路の途中です。左手に分かれる道がありました。


こんな道です。


地図で確認するとこの道が電波塔に繋がっています。


左に曲がってすぐ脇にあった荒れた小屋です。


コンクリート舗装の道が続いています。


右に回っていきます。


激坂です。


右手に階段がありました。右と左です。


左の階段の奥はこんな感じ。ここはとりあえずパス。


車道を進みます。激坂が続きます。


勾配が落ち着きました。




こんな道で電波塔まで行けるなら楽勝、と思っていたのですが・・




あれ？へんな場所に出てきました。


ここは牛舎だったのではないでしょうか。


奥には何もありません。広い更地です。


地図ではここ。
電波塔への道ではありませんでした。他に車道は無かったように思うのですが・・

---

とりあえず階段があったところまで戻ってきました。


右手の階段はこんな感じ。


左手はこんな感じ。少し急です。


地図に騙されました。電波塔までは車道ではなくて階段です。
等高線の間隔が狭いのでおかしいなとは思っていたのですが・・


左の階段を登ることにしました。もちろん自転車は置いていきます。


ほぼ真っ直ぐ急な階段が続いています。


何これ。先が見えない・・


うわぁ・・


一体何段あるんでしょう。


こんな長い階段を登ったのは人生で初めてかも。


まだまだ続きます。


終わりが見えません。


まだこんなところ。


いくらなんでも凶悪すぎます。


終わる気配がありません。


勾配が緩むところや踊り場的に休憩できるところはありません。


真っ直ぐなので精神的にキツいです。


そろそろ終わりでしょうか・・


甘かった。勾配は緩みましたがまだ階段が続いています。


本当に登った先に電波塔なんてあるんでしょうか。


今度こそ終わりかも。


ありました！局舎です。


２つの建屋の奥に電波塔が立っています。


見上げてみました。何となく国土交通省っぽい感じ。


管轄のヒントになる銘板などがないか周囲を調べてみます。


フェンス脇を歩いています。


見上げてみました。


電波塔の下です。


ドアには何も書かれていません。


この時は国土交通省かなと思ったのですが帰ってから調べるとJB本四高速（本州四国連絡高速道路株式会社、旧・本州四国連絡橋公団）の中条無線中継所でした。

コメント欄で情報をいただきました。

中条無線中継所の対向局は、鳴門北料金所、鉢伏無線中継所、天ヶ津無線中継所ですかね。

鉢伏無線中継所は、須磨浦山上遊園付近にある無線鉄塔（緯度・経度：34.64386, 135.09473）です。
他に、神戸市の鉢伏無線中継所（緯度・経度：34.64393, 135.09517）も置局されています。

この場所の標高は約370m、登り口との標高差は250mほどです。
計測すると水平距離で約490m、垂直距離で約120mですので勾配は約24%。

いったい何段あるのか下りながら数えたのですが何と1,151段もありました。
途中意識が飛んだので数え間違いをしているかもしれませんが確実に1,100段以上はあります。
調べてみると伏見稲荷神社のほうがちょっと多いですがこんなに急ではありません。

電波塔まではこの階段しかないので巡視の方とか大変ですね。

洲本市との市境でギリギリ南あわじ市側に立っています。近くに四等三角点 中連寺山（ちゅうれんじやま）があったようですが確認できませんでした。多分階段を登り切ったところの右手です。
登っても電波塔しかありません。眺望が開けているわけでもありません。
どうしても近くで見たい方だけどうぞ・・