【洲本市】先山の電波塔群

淡路島祭り第２弾（洲本市編）、34本目。

１つ前の記事の先山（せんざん）、山頂から少し離れたもう一つのピークに生えている電波塔群です。

県道465号（多賀洲本線/たがすもとせん）から分かれて千光寺（せんこうじ）に向かう道の途中に分岐がありました。観光モードの千光寺はオマケ。ここを確認するのが本来の目的でした。

---

１つ前の記事の千光寺（せんこうじ）から下ってきました。
左手（上ったときは右手）の道に入ります。


地図ではここ。この道の先に電波塔記号が３つあります。（実際はもっとありました）


案内板には「国土交通省淡路中継所 これより国土交通省専用道路」と書いてあります。
「土砂崩れあり」との警告もありました。（実際は土砂崩れなどありませんでした。）


ゲートは施錠されていますが脇が開いています。※自己責任でお願いします。


ゲート脇を抜けました。細い舗装路が続いています。


勾配はゆるめです。


上っていくだけだと思ったのですがゆるい下りに変わりました。






左手の景色です。山しか見えませんの島感は薄いです。




正面の山の上に電波塔の頭が１本だけ見えています。




左手に舗装されていない枝道がありました。気になるのでちょっと入ってみます。




山側を見上げるとこれから向かう電波塔群が見えていました。


何もありません。広めの更地です。


衛星写真でも何も確認できません。ここに何かあったのかも知れません。


先に進みます。


勾配はゆるめです。


またゲートがありました。画像右手は道ではありません。転回用のスペースだと思います。
脇がちょっと開いていますが自転車を通すのは難しいのでここからは歩いていきます。
※ちょっとグレーゾーンですので自己責任でお願いします。


細い道が続きます。




かなり近づいてきました。


左手にこれからぐるっと回って上っていくガードレールが見えています。


左に回ります。


見えています。




左手の景色です。画像左側に上ってきた道が見えています。


山の向こうは海でしょうか、空でしょうか。


あと少し。


グネッと上っていくガードレールが見えています。




カクッと右に曲がります。画像左手に道はありません。


左手（南西）の景色です。


拡大すると市街地が見えています。たぶん南あわじ市側です。




結構大きな電波塔です。


右に巻いていきます。


右手（東）の景色です。
遠く見えているのは岬町あたりか和歌山だと思います。


この辺りの勾配は少し強めです。歩いていますので関係ありませんが。


もうすぐです。


１本目です。NTTっぽいです。


左手の道に入ります。




NTTドコモの先山無線中継所でした。


局舎脇です。


ゲート前です。


見上げてみました。


ゲート前右手に道っぽいものがありました。ちょっと入ってみます。




こんな建物がありました。


工事の銘板です。水防対策工事と書いてあります。
兵庫県と先山中継局と書いてありますが電波塔はありません。


上には何もなさそうですが見晴らしが良さそうですので登ってみます。


北東方面です。


南東方面です。


この場所の標高は400mちょうど。
振り返るとこれまで見えていなかった電波塔がずらっと登場しました。素晴らしい・・

---

元の道に戻ってきました。


次の電波塔を目指します。


画像では分かりにくいですが左カーブの右奥に道がありますので入ってみます。


カーブ脇に立っていた小さな電波塔です。


管轄は不明です。


ぐるっと巻いて進んでいきます。


もう１本頭が見えていました。これも不明です。


突き当たりに大きな電波塔がありました。


ここで振り返ってみました。ドコモの電波塔が見えています。


突き当たりの大きな電波塔の下です。


運輸省用地との杭が立っていました。今は国土交通省ですね。


見上げてみました。


大きいですがこの電波塔名は分かりませんでした。国土交通省の電波塔はこの記事の最後に出てきます。

３名の方にコメント欄で情報をいただきました。

不明運輸省用地は海保
第五管区先山受信所という名称だと思いますが、HF受信所とマイクロ中継所を兼ねた施設。

旧運輸省用地は海上保安庁の先山受信所で間違いないです。VHF・HF・マイクロの中継回線が乗っており、マイクロの対向局は生駒・六甲・5管本部となります。

海上保安庁　先山受信所の対向局ですが，六甲ではなく，津名送信所ではないでしょうか。

海保　津名送信所（淡路市長澤）はパラボラ一枚で南向きだったので、先山対向だと思います。
先山には国際VHFもありましたね（忘れていました）。
最近ではAIS陸上局もあるのかな。海保としては重要拠点のはす。
パラボラ枚数が多く重そうな鉄塔ですね。

元の道に戻って先に進みます。


次です。このフェンス内には電波塔はありません。


オプテージ（旧ケイオプティコム）と


KDDIの洲本基地局が同じフェンス内に同居していました。


隣のフェンスです。


繋がっていました。


見上げてみました。


上部です。ここにオプテージとKDDIが同居しているのでしょうか。

お二人の方からコメント欄で情報をいただきました。

オプテージの看板があるところは、関西電力送配電の先山中継所で、マイクロ対向局は西淡変電所、宇山固定局、神戸支社と思われます。

関西電力送配電　先山無線中継所の対向局は，西淡変電所，神戸変電所，洲本変電所，大山中継所ですね。

一番奥の電波塔に向かいます。


門柱のあるゲートです。


建設省近畿地方建設局 淡路無線中継所と書いてありました。今は国土交通省近畿地方整備局ですね。


フェンス内には２本の電波塔が建っていました。繋がっています。


右の電波塔です。


上部です。


左の電波塔です。これは局舎の上に建っています。


上部です。

コメント欄で情報をいただきました。

国土交通省　淡路無線中継所の対向局は，和歌山河川国道事務所，兵庫国道事務所，徳島河川国道事務所ですね。

---

衛星写真で確認です。もう他にはなさそう。


この辺りに三等三角点 念仏堂（ねんぶつどう）422.6mがあるはずですが見当たりませんでした。
最後の国土交通省の敷地内かも知れません。