一つ前の記事で
煙樹(えんじゅ)海岸の
三尾(みお)地区に出てきました。
紀伊半島最西端の
日の岬(日の御崎)が近いので周辺を探索してみました。
灯台の他に面白いものが沢山ありました。B級廃墟マニアの方には堪らないかも・・

青いラインは
2つ前と
1つ前の記事のルートです。赤いラインがこの記事のルートです。
※走ったのは昨年10月の初旬です。
一つ前の記事で
県道187号線(日の岬公園線、ひのみさきこうえんせん)に出てきたところです。

地図ではここです。

県道を右に進んで
紀伊半島最西端を目指します。
三尾(みお)地区を抜けていきます。


左手にあった
美浜町観光マップです。(クリックで拡大)

小学生が描いた味のあるイラスト看板がありました。
工野儀兵衛(くのぎへえ)さんは「カナダ移民の父」、
クヌッセン機関長は日ノ御埼沖合での日本船の火災事故の際に命を投げ打って救助にあたった方のようです。

右奥が
三尾漁港ですので入ってみます。


こじんまりとした港です。

元の道に戻って先に進みます。
日の岬への案内があります。

三叉路です。右は
県道24号線(御坊由良線、ごぼうゆらせん)です。

真っ直ぐが
県道187号線の続きで
日の岬方面です。

防潮堤沿いを進んでいきます。

開けました。
天気が残念・・
海岸ギリギリを進んでいきます。


上りになりました。

この辺り
は煙樹海岸県立自然公園になっているようです。

右に回って海岸線から離れていきます。
あれ?灯台は?
山肌には別荘のような建物が沢山建っていました。

海岸線からどんどん離れていっています。
灯台ってこんな高いところに立っているんでしょうか・・
すぐそこだと思ったのに・・

左手に下っていく道がありました。

下にはハス池やキャンプ場などがあるようです。入っていません。

地図ではここです。

県道の続きを進みます。

強めの上りが続きます。
海岸線をぬるく走って防波堤の先にあるイメージだったのですが違いました。


こんなに上るなんて・・




かなり高く上ってきました。


まだ県道の続きです。

道が上下に分かれていました。

左が県道の続きのようですが上にいろいろあるようですので右に進んでみます。
電波塔記号もありますし。

右に進みました。急な上りです。

何度か折り返して上っていきます。


道が分かれていました。右、正面、左です。

右に進んでみました。


ここからの景色です。灯台はどこにあるんでしょう・・


何か建物があります。

A型バリケードで封鎖されています。何でしょうか。
電波塔も見えています。これは確認しないと・・

入ってみます。
日の岬シティーホテル、
日の岬国民宿舎と書いてあります。
遠目にはキレイでしたが近付くと荒れています。もう営業していないようです。

左奥に進みました。

灯台がやっと見えました。かなり下です。


ガラスなどは割れていませんが
夜だったら絶対怖いです。
道幅が狭くなって上りになりました。

舗装されています。

右に回っていきます。

カーブの左手に道のようなものがありました。
画像では分かりにくいですが外灯もある遊歩道のようです。
荒れた感じで入る気がしません。
夜の肝試しにはピッタリ。パスです。

右にぐるっと回って強めに上っていきます。


電波塔に到着です。

あまり見たことのない局舎と鉄塔です。

この角度からはよく見えませんが上に丸いものが付いています。

全体的に
薄汚れた感じで現役感がありません。
周辺を探索しましたがヒントになるようなものはありませんでした。管轄不明です。

奥にまだ道が続いていました。

広い場所に出てきました。

何か立っています。

細くて高い鉄塔です。

鉄塔の下部です。

上部です。小さな風車が付いています。管轄はわかりませんがこれは風力測定用ですね。

三角点がありました。
二等三角点 日ノ岬です。
紀伊半島最西端の地と書かれた立派な石碑がありました。

歌碑のようなものもありました。

国民宿舎前まで戻ってきました。

振り返ると上っていく道がありました。
アメリカ村資料館と書いてあります。

頭上にはサイクルモノレールのようなものがありました。錆びています。
カナダ資料館?アメリカ村資料館じゃないの・・
もうやっていないようです。

周囲を探索してみます。
和歌山県朝日夕陽百選のモニュメントが立っていました。

ここからの夕陽がキレイらしいです。

この方向に日が沈むのでしょうか。
変なものがいろいとあります。

消防車?

ラクダ?

またサイ・・

ウマ?
B級感があります。
屋上は展望台になっているようですがもう入れません。

ケープトレインと書かれたサビサビの施設です。

サイクルモノレール的なものだったようです。

ここからの眺めです。

レールが続いていました。いつ頃まで営業されていたんでしょうか。

ラクダとウマの間に下っていく道がありました。

レールの下をくぐって下っていきます。

草に埋もれた道が続いています。

右下にピンク色の廃墟が見えていました。ここは後で確認します。

電波塔のようなものも見えます。

ここは遊歩道だったのでしょうか。

カメがいました。

左の階段を上るとケープトレインのところです。

右に降りました。

広いところに出てきました。

左手です。奥は封鎖されています。

正面に電波塔が立っていました。

NTTドコモの
日ノ御崎(和歌山)でした。

トイレかと思ったら違いました。

落書きだらけです。
ヨハネス・クヌッセン機関長のことが書かれた案内板がありましたが薄汚れています。

階段がありました。上ってみます。

立派な石碑が立っていました。

コイン式の双眼鏡がありました。もう動かないと思います。

うわ。びっくり。
クヌッセン機関長の胸像がありました。
ちょっと怖い・・
今度は左奥に進んでみます。

バリケードの奥に道が続いています。

奥に進んでみます。


国民宿舎前まで戻ってきてしまいました。

国民宿舎の右奥に進んでみます。

草に埋もれた鳥居がありました。

扁額には
日の山御崎神社と書いてあります。

奥はこんな感じ。
入る気がしません。
地図ではこの辺りにいます。

国民宿舎の下に戻ってきました。

右手のピンクの建物が気になります。

荒れています。

番号のついた部屋が並んでいます。

カラオケボックスですね。ピンク色ですが
ブルートレインという名前だったようです。

もっといろいろありそうですが
そろそろ灯台に。廃墟マニアさんのブログなどを参考にしてください。
赤矢印方向に進みます。

画像正面奥は大型車用の駐車場だった場所です。画像左手に進みます。

キレイな道です。下りです。



右手に施錠された道がありました。未確認です。

左手です。何かが建っていた場所でしょうか。電波塔があったのでは?

海に向かって下っていきます。最近出来たようなキレイな道です。
灯台に到着です。
上部です。

灯台の下です。
紀伊日ノ御崎灯台です。(クリックで拡大)
昔はタイル張りで別の場所にあったようです。

初点灯は明治28年1月25日と書いてありました。

地図ではここです。下ってきたキレイな道はまだ地図には載っていません。
途中に電波塔記号がありますが見当たりせんでした。

ここからの景色です。
天気の良い日に来たかった・・

灯台カードをダウンロードできるサイトがあるようです。
海上保安庁のサイトです。
ダムカードのように現物のカードは無いようです。

灯台脇にあった建物です。
紀伊日ノ御崎灯台AIS局と書いてありました。
上のB級感とは全然違います。暗くなるまでここにいようかと思いましたがまだ時間がありますので灯台を離れます。
このまま進めば県道に出れるはず・・

この建物は何でしょうか。

コメント欄で情報をいただきました。
2013年に閉所された海上自衛隊 阪神基地隊 紀伊警備所ではないでしょうか。
あれ?
通行止です。
地滑りのため立入禁止と書いてあります。
県道のはずなんですが・・
自転車なら行けるかも・・進んでみます。

路面に草が根付いています。かなり前から封鎖されているようです。


この先の道がありません。

地滑りがあった場所ですね。ガードレールはかなり下に流されています。
完全に道が分断されています。向こう側のガードレールが見えていますがここは無理ですね。

地図ではここです。
県道からは灯台には行けなかったようです。上から回って正解でした。

帰りに車で灯台まで来てみました。当たり前ですが灯台の下は真っ暗でした。
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